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pre要素(preformatted text)は要素内のテキストが整形済みであることを示します。通常、半角スペースや水平タブ、行送りなどの空白類文字が連続しても、それらを1つの半角スペースにまとめて表示しますが、pre要素内では連続する空白類文字をそのまま表示に反映します。また、pre要素内では行末での折り返しが抑制されているためソース内で改行の指定をしない限り、延々と横長に表示され表示域をはみ出して横スクロールを生じさせることがあります。視覚環境の UA では表示域の左右いっぱいまでの範囲を占め、前後に改行を置き、上下に1行分の余白をあけ、要素内のテキストはすべての文字の幅を一定に揃えた等幅フォント(固定幅フォント)表示になります。

pre要素内の内容は文字の幅を一定に揃えた等幅フォント(固定幅フォント)を確保するために、画像などを埋め込んだり、フォントのサイズを変えることを目的としたインライン要素(applet要素, basefont要素, big要素, font要素, img要素, object要素, small要素, sub要素, sup要素)については内包することができません。

バージョン
  • HTML4.01(S,T,F)
  • XHTML1.0(S,T,F)
  • XHTML1.1
要素型
ブロックレベル要素
開始タグ
必須
終了タグ
必須
非推奨
-
内容モデル
内包不可能

width属性

バージョン
  • HTML4.01(T,F)
  • XHTML1.0(T,F)
指定要素
pre
必須
必須属性
非推奨
  • 非推奨
  • HTML4.01 strict 廃止
  • XHTML1.0 strict 廃止
  • XHTML1.1 廃止
属性値
整数

1行に表示できる横幅の文字数を整数で指定します。対応しているのは Firefox のみです。width属性は非推奨属性であり、CSSwidthプロパティで代替することが推奨されています。

その他の属性

共通属性
イベント属性