small要素
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small要素(small font)はテキストを初期値より一段階小さいサイズで表示します。多くの視覚環境の UA のフォントサイズの初期値は "3" に設定されているので、ユーザが環境設定でフォントサイズを変更したり、当該ページ内に basefont要素で基本表示サイズを変更していなければ、通常は "2" の大きさで表示されることになります。つまり、効果としては、<font size="-1"> を指定した場合と同じです。逆に<font size="+1">大きくする働きをする要素にbig要素があります。
small要素は非推奨要素ではありませんが論理的な意味をもたないため、フォントのサイズ調整は CSS の font-sizeプロパティで代替することが推奨されます。
なお、HTML5では細目テキストを示す要素として変更されています。細目テキストとは注釈や補足、免責事項、警告、著作権表示、法的な制約などあくまでも短いフレーズで示せるものが該当します。対の機能をもつ要素のbig要素はHTML5では廃止されました。