speak
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speakプロパティは要素の内容となっているテキストを読み上げるのか、読み上げるのであればその読み方(再生方法)を指定します。
- 値
normalnonespell-outinherit
- 初期値
normal- 適用対象
- すべての要素
- 継承
- する
- メディア
- aural
speakプロパティの値
speakプロパティが取り得る値は次の3つのキーワードです。
normal- 言語ごとの発音規則に従って、当該要素、及び子孫要素のテキストを読み上げます。
none- テキストの音声出力をせず、無音状態になるのではなく時間も要しません。ただし、子孫要素でこの値を上書きしても良く、その場合上書きされた要素のテキストは出力されます(当該要素及びその子孫要素の読み上げを確実に抑制するためには、
display : none ;を用いること)。 spell-out- テキストのスペルを一文字ずつ読み上げる(頭字語及び略語の再生に役立ちます)。
volumeプロパティの silent は要素前後の一時停止を含め、読み上げれるのと同じ時間を要し、その間無音状態となるのに対して、speakプロパティの none は無音状態になるのではなく、その分の時間を要しない点で異なります。
サンプル
abbr,acronym { speak : spell-out ; }