s要素(strike-thru text style)はテキストに打ち消し線(取り消し線)を引いて表示します。視覚的に打ち消し線を表示する以上の意味を持っていません。打ち消し線を表示したい場合は CSStext-decorationプロパティtext-decoration : line-through ;)で代替することが推奨されています。また、視覚的な表示効果は同じであっても論理的に指定範囲を削除したことを明示する場合には、del要素を使用します。

HTML4 が勧告された頃は、まだ UAdel要素への対応があまり進んでいなかったため、s要素は推奨されない要素として古い HTML との互換のために残されました。s要素と同じ理由で仕様に残され、同じ表示効果をもつ要素に strike要素があります。

HTML5では、s要素は、もう効果がなくなった無効なテキストや、もう関係がなくなったテキストであることを示す要素に変更されています。たとえば、販売価格の横に希望小売価格をs要素でマーク付けして表記している場合、希望商売価格の方はもう関係がなくなった・無効であることを示すのに使われます。一方、strike要素は廃止されました。

バージョン
  • HTML4.01(T,F)
  • XHTML1.0(T,F)
要素型
インライン要素
開始タグ
必須
終了タグ
必須
非推奨
  • 非推奨
  • HTML4.01 Strict 廃止
  • XHTML1.0 Strict 廃止
  • XHTML1.1 廃止
内容モデル

s要素の属性

共通属性
イベント属性
Updated / Published