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Updated 2013.10.28 / Published 2007.02.02

letter-spacingプロパティはテキストの文字と文字の間隔（字間）を指定します。文字と文字の間隔を広げるのに不必要に空白文字を挿入する必要がなくなるので、音声出力機器などの非視覚環境のユーザを混乱させることなく、文字列のスタイルを操作することが可能になります。

値

• <長さ>
• normal
• inherit

初期値

normal

適用対象

すべての要素

継承

する

メディア

visual

値には UA に設定されている標準の文字間隔を用いる "normal"、または "em", "px" などの単位識別子を伴う数値の長さを指定することができます。長さはデフォルトの文字間隔に対する増加分（幅）、または差分（幅）を指定します。負の値も指定できるのですが、実装上、ある一定以上の負の値を指定すると制限が生じる事があります。つまり、一定以上の負の値になると、それ以上は字幅を狭めることができなくなり、表示にも変化がなくなります。なお、letter-spacingプロパティの値が "normal" 以外の場合に text-alignプロパティによる両端揃え（text-align : center ;）を伴うと、文字間隔の影響を受けて、両端揃えが無効になる可能性があります。

字間の指定に対して半角スペースで区切られた単語と単語の間隔の操作には word-spacingプロパティを用います。

.normal   { letter-spacing : normal ; }
.increase { letter-spacing : 5px ; }
.decrease { letter-spacing : -3px ; }