page-break-after
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page-break-afterプロパティは印刷時にブロックボックスを形成している要素のあとで強制的に改ページさせるのか、改ページを禁止するのかを指定できます。
- 値
- auto
- always
- avoid
- left
- right
- inherit
 
- 初期値
- auto
- 適用対象
- ブロックボックスを形成している要素
- 継承
- しない
- メディア
- visual
- paged
 
page-break-afterプロパティの値
page-break-afterプロパティに指定できる値のキーワードは、それぞれ以下の意味を示します。
- auto
- そのブロックボックスの直後での改ページを強制も禁止もしません(UA 依存)。
- always
- そのブロックボックスの直後で常に強制的に改ページします。
- avoid
- そのブロックボックスの直後での改ページを禁止します。
- left
- そのブロックボックスの直後で常に強制的に改ページします。改ページのあとの次のページが左側のページになるように、必要に応じて1回か2回の改ページを強制します。
- right
- そのブロックボックスの直後で常に強制的に改ページします。改ページのあとの次のページが右側のページになるように、必要に応じて1回か2回の改ページを強制します。
page-break-afterプロパティの実装状況
- IE
- ○:IE8より"avoid"をサポート、左ページ・右ページの区別がないため "left", "right" の値は "always" と同じ効果
- Firefox
- ○:"avoid", "left", "right" の値は未サポート
- Opera
- ○:左ページ・右ページの区別がないため "left", "right" の値は "always" と同じ効果
- Chrome
- ○:左ページ・右ページの区別がないため "left", "right" の値は "always" と同じ効果
- Safari
- ○:左ページ・右ページの区別がないため "left", "right" の値は "always" と同じ効果
- iOS
- ×:未サポート
- Android
- ×:未サポート
サンプル
div.chapter,div.section { page-break-after : always ; }page-break-afterプロパティで章や節のあとで改ページさせるようにすれば、区切りのいいところで改ページを設けることができます。