accesskey属性はポインティングデバイス(マウスやノートパソコン付属のトラックパッドなど)の使えない環境でもリンクや入力フォームの部品をキーボードのキー操作で動作を実行できるようアクセスキーを設定します。accesskey属性の値にはアクセスキーとなる半角英数字1文字を指定します。
アクセスキーを設定する際にページ内で同じアクセスキーが重複したり、各 UA が実装しているキーボードショートカットキーと競合しないように配慮して指定する必要があります。まず、A, B, D, E, F, G, H, T, V あたりのキーはアクセスキーに使用しない方が無難です。また、各 UA が実装しているキーボードショートカットキーと競合しないためにも、これまでは 0-9 までの数字をアクセスキーに使うのが無難だったのですが、Mac OS、及び Mac OS X には、「ことえり」というかな漢字変換プログラムが組み込まれたことで、アクセスキーに数字を使うことでもショートカットキーと重なってしまうことになりました。通常、リンクは Tab で移動して Enter を押すことで指定のリンク先にジャンプできるので、まずページ内にある全部のリンクにアクセスキーを設定する必要はありません。サイト内の全ページに共通するナビゲーションなどユーザーを誘導するにあたって重要な部分に設定しているだけで十分であるため、残ったキーでなんとか工夫してみましょう。
また、アクセスキーとリンク先は、できるだけ関係性のあるキーを配列することで、より使いやすくなることでしょう。たとえば、当該文書から前後関係の文書へ移動するナビゲーションがある場合、ひとつ次の文書へのリンクには Next という意味を込めて N をアクセスキーに、ひとつ前の文書のリンクには Previous という意味を込めて P をアクセスキーに設定するなどの使い方があります。
アクセスキーの実行方法は、ユーザーのパソコンのプラットフォーム(OS)によって異なります。たとえば、Windows では Alt を、Macintosh では Cmd と一緒に指定のアクセスキーを押します。また、最近はブラウザのショートカットキーとアクセスキーが被らないように各ブラウザごとでアクセスキーの動作方法を設定するような傾向にあります。こうなってくるとあのキーはあのブラウザのショートカットキーと被るから避けた方が良いということはなくなり、どの英数字をアクセスキーに設定しても良いようになってきます。Opera の場合は Shift + Esc と共に指定のアクセスキーを一緒に押すことになっており、Firefox の場合は Windows が Alt + Shift, Macintosh が Cmd, Unix が Ctrl + Shift と共に指定のアクセスキーを一緒に押すことになっています。
また、動作の仕方も UA によって異なり 携帯電話端末, Netscape, Firefox, Opera, Safari ではアクセスキーを実行するとリンク先に直接ジャンプします。Internet Explorer では、アクセスキーを実行すると指定したリンクが選択状態(フォーカス)になり、さらに Enter を押すと指定のリンク先にジャンプします。携帯電話端末であればアクセスキーを上手に設定することで、ユーザーは 0-9 までの数字キー, アスタリスク(*), ハッシュ(#)を押すだけで指定のリンク先へ容易にジャンプすることが可能です。また、ユーザーへの配慮としてアクセスキーを設定していること(リンク横にキーを付記するなど)、アクセスキーの実行方法をページの隅に付記しておくか、別にヘルプページを用意するなどユーザーが利用しやすいように工夫しておくと有用です。
<p>次の文書では、<a href="class" accesskey="N" rel="next">class属性</a><kbd>N</kbd> を解説します。</p>
サンプルのように accesskey属性はユーザーがキーボードから入力するテキストを示す kbd要素と組み合わせてアクセスキーを示すのに使うと良いでしょう。さらに kbd要素を CSS で如何にもキーボードのキーらしく装飾(例:kbd { padding:.1em .3em; border:1px outset gray; margin:0 .3em; })を施すと視覚的認知により効果的です。
http://w3g.jp/xhtml/dic/accesskey実績:大阪学院 入試サイト New! / 三田市民病院 / 神戸女学院大学 入試サイト / 釣りサンデー