style属性はある要素に対して直接スタイルを適用させる場合に用います。値には、スタイルシート(スタイル情報)を記述します。スタイルシートの記述は半角アルファベットの大文字・小文字が区別されません(case-insensitive)。style属性は、ある特定の要素の表現を制御するのに便利ですが、表現と構造を分離することを考えるとあまり得策ではありません。何故なら、文書そのものにスタイル情報を指定することは「(X)HTML が効率的に情報交換を行えるように不明確な情報を混入せずに (X)HTML文書が本来の役割とは違う見た目を達成する」というスタイルシート本来の利点を活かしきれないためです。このため XHTML1.1 では style属性は非推奨とされ、内容と体裁を分離し、保守が簡単におこなえるように別にスタイルのルールセットを記述したファイルを用意して、これを link要素で外部から参照させる手法が推奨されています。この場合、制作者は class属性や id属性を伴ってスタイルを適用することができます。
style属性そのものにはスタイル言語の種類を指定することができないため、HTML4.01、または XHTML1.0 規格の文書で style属性を使用する場合は、head要素内に meta要素 を使って、HTTPヘッダ(ファイルを読み込む際に UA とウェブサーバーの間で交わされるメッセージ)追加情報として http-equiv属性に "Content-Style-Type" の値を記述し、content属性に使用するスタイル言語の MIMEタイプを指定する必要があります。スタイル言語にはいくつかありますが、各UA の対応状況などから CSS(カスケーディングスタイルシート)が一般的に使われています。CSS の MIMEタイプは、"text/css" です。以上をまとめると、meta要素の記述は次のようになります。
<meta http-equiv="Content-Style-Type" content="text/css">
この記述を行うことで、スタイル言語に何を使用しているかを MIMEタイプで示し、スタイル情報を正しく解釈できるように UA に働きかけます。なお、XHTML1.1 では、後方互換の指定は全て非推奨で、HTTPヘッダの追加情報(meta http-equive宣言)も、HTML互換のため記述することができません。このため、XHTML1.1 では別にスタイルシートのファイルを用意して、外部から参照させる手法が推奨されています。
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